歯科医師

歯科医師は虫歯を治すだけではない

歯科医師の仕事は、虫歯の治療のほか、矯正歯科や審美歯科を専門とする歯科医師もいます。
具体的には、歯槽膿漏などの歯周病治療やケガや事故で歯を折ったり、顎を骨折したときの口腔外科、フッ素塗付やブラッシング指導などをおこなう予防歯科、歯並びの矯正や、歯の美白などの美容目的でおこなう矯正歯科(審美歯科)、介護の必要な高齢者、障害者、難病患者の家庭を訪問して歯の治療をする訪問歯科と、皆さんが思っているよりも幅広い仕事の内容となっています。

歯科医師になるためには

歯科医になるための第一歩は歯学部に合格することですが、医学部ほどではないにしろ、歯学部に合格するためには高い偏差値が必要です。
特に授業料の安い国立大学などは難関となります。

一方、私立大学の歯学部は国立大学ほど難易度は高くありませんが、学費が年間数百万するところがほとんどで、経済的に余裕がない場合は、私立大学に進学することは厳しいでしょう。

ちなみに、私立歯学部を卒業するには学費総額3000万円以上は必要だと言われています。
ただし、最近は国立大学も独立行政法人化したため学費が上がる可能性もありますが現在は6年間で400万円程度です。

近年、歯科医師の過剰が叫ばれるようになって来ました。
実際に、歯科医院の数はコンビニよりも多いと言われています。
こういった背景から、歯科医師国家試験の難易度は年々難化傾向にあると言われています。

歯科医師国家試験の合格率は難化傾向が強まる前は、合格率80%程度と難易度はそれほど高くありませんでした。
しかし、最近では全体で6割〜7割程度の合格率となってきており、油断していると合格が危うい難易度になってきています。

歯科医師の働き方

現在、歯科医師の大半が開業歯科医師として活躍しています。
病院などで勤務歯科医師として働いている人もいます。
開業医は高収入が期待できると言われますが、大学で6年間学ぶために必要な学費や、土地、建物、レントゲンを使う検査装置や治療に必要な設備などにかかる開業資金を回収するまでには、ある程度の期間が必要でしょう。

ちなみに、歯科医師の平均年収は約740万円ほどで、歯科開業医の平均年収は1500万円ほどと言われています。
思ったほど高給ではないと感じる方も多いかもしれません。

ニーズに合わせて働く

最近は審美歯科の人気が高まっており、通常の歯科医よりも大田の審美歯科に勤める司会の方が高給取りである場合が多くなっています。
また、都市部では歯科が過剰になり、競争が激化しています。
歯科医師としての技術のほかに、経営の手腕や、患者とのコミュニケーションも重要な要素になっています。

会の高齢化が進むにつれ、中高年がかかりやすい歯周病対策、在宅で介護を受けている高齢者や障害者の訪問歯科のニーズが高まっています。
中高年に多い糖尿病は、合併症として歯周病になりやすいことが知られています。
健康長寿のためには、いつまでも自分の歯を失わず、噛んで咀嚼する機能を保ち食べ物をおいしく味わうことが大切です。